Copyright © 200
8 La Journée Vinicole. All Rights Reserved.
毎週ご愛読ありがとうございます。
ジュルネ・ヴィニコールの2009年7月8日のニュースです。 N° 200
南南
南南アフリカアフリカアフリカ アフリカ
2009 2009 2009
2009年 年 年 年の の の の収穫量 収穫量 収穫量 収穫量は は は は少 少 少なめ 少 なめ なめ なめ
南アフリカの今年のワイン用ぶどう収穫高予想 が南アフリカワイン産業情報局(Sawis) から発表さ れた。 この発表によると、2009 年度のワイン用ブドウの 収穫高は、昨年より 88 592 トン少ない(対前年比 6%に相当)1 337 021 トンとなる推定だ。
ブドウ1トンから 764 リットルのブドウ汁が得られ る計算でいくと、2009 年度の南アフリカでのワイン 収穫高(ブドウ汁・ブドウ液を含む)はおよそ1022万 ヘクトリットルとなる。
生産地方毎にみると、ブレーデクルーフとクライ ンカルー以外の全地域で、ブドウの生産量は減少し た。また、収穫は平年より 2 週間遅れて開始された ものの、2 月末から 3 月初旬にかけて気温が上昇し
たため、遅摘み 品 種 が 一 気 に 成熟し、通常よ り一ヶ月早くに 終了した。
2 月と 3 月 には、一部の地 方ではこの 2 ヶ 月間で 50 ミリの 降雨が観察されたが、その他の地方では干ばつと なり、重大な水不足に陥った。
南アフリカワイン産業情報局は、今年のブドウの品 質について、「比較的小粒で凝縮したブドウ」だとコ メントしている。
スペイン スペインスペイン スペイン
DOC DOC DOC
DOC リオハ リオハ リオハ リオハ白 白 白 白に に に にシャルドネ シャルドネ シャルドネ シャルドネと と とソーヴィニョン と ソーヴィニョン ソーヴィニョン・ ソーヴィニョン ・ ・ブラン ・ ブラン ブランの ブラン の の使用 の 使用 使用が 使用 が が許可 が 許可 許可 許可
今後、DOC リオハの白ワインの醸造に、シャル ドネとソーヴィニョン・ブラン、ベルデホ、トロンテス、
テンプラニーリョ、マトゥラーナの使用が、また赤ワイ ンの醸造にはマトゥラーナ・プラダとマトゥラーナ赤の 使用が認められることとなった。
この決定は、リオハワインの特徴を損なうことな く、より豊かで様々な味わいのワインを造りたいという 生産者からの長年の要望が受け入れられてのこと だ。
これまでは、DOC リオハの白ワインには、ヴィウ ラ、 ガルナッチャ・ブランカ(グルナッシュ・ブラン)、
マルヴァジーアのみが使用品種として認められてい た。 ただし、リオハワインの特徴をこれからも維持し続け るために、スペイン農業省は新品種が半分以上を 占めるワインの生産を禁止し、新品種の植樹につい ても、2000 ヘクタール未満とするよう定めている。
フランスフランスフランス フランス
VDT/VDP VDT/VDPVDT/VDP
VDT/VDP市場市場、市場市場、、、白白白白よりよりよりより赤赤赤赤ワインワインワインワインががが軟調が軟調軟調 軟調
フランスアグリメール(農産物と海産物を管轄す る国家機関。農水省の管轄下) から、2008 年 8 月 1 日〜2009 年 5 月末日のフランスでのテーブルワ イン/地ワイン(ヴァン・ド・ペイ)の取引量と卸価格の 平均が発表された。
この発表によると、同時期の赤とロゼのテーブル ワイン取引量は、前年度同時期より 70 万 8 千ヘクト リットル少ない 1 87 万 8 千ヘクトリットル、また赤とロ ゼの地ワイン(ヴァン・ド・ペイ)は、同 1 15 万 6 千ヘ クトリットル少ない 4 92 万 5 千ヘクトリットル、赤とロ ゼのセパージュワインの地ワインは同 67 万 6 千ヘ クトリットル少ない 298 万 7 千ヘクトリットルだった。
白ワインの取引量も減少しているものの、赤&ロ ゼワインより減少幅は少ない。テーブルワイン白の
販売量は、前年度同時期より 12 万 2 千ヘクトリット ル少ない 55 万 7 千ヘクトリットル、また地ワイン(ヴ ァン・ド・ペイ)白は同 6 万3千ヘクトリットル少ない 153 万 1 千ヘクトリットル、セパージュワインの地ワイ ン白は 10 万 2 千ヘクトリットル少ない 99 万 8 千ヘ クトリットルだった。
同時期の卸価格は、赤とロゼに関しては前年度 と同程度で、テーブルワインは、対前年比 3%増、ま た地ワイン(ヴァン・ド・ペイ)は同 1%増、セパージュ ワインの地ワインは前年度と同様だった。それに対 し、白ワインはどのカテゴリーでも値上がりしており、
テーブルワインは、対前年比 7%増、地ワイン(ヴァ ン・ド・ペイ)は同 8%増、セパージュワインの地ワイ ンは同 10%増となっている。
Copyright © 200
8 La Journée Vinicole. All Rights Reserved.
2009年7月8日
発行人 :Journée Vinicole (JV Presse Info) 記者・日本語メールマガジン責任者 :Y. Edmond-Toda
世界世界世界世界
ワイン ワイン ワイン
ワイン業界業界業界業界にもにもにもにも不況不況不況不況のののの影影影影
「世界的な経済不況は、ワイ ン業界にも影を落としている。」
国際ブドウ・ワイン機構(OIV)のカ ステルーチ事務局長 は、先週ク ロアチアで開催された第 32 回ワ イン世界会議(Congrès Mondial de la Vigne et du Vin)の席でこの ように述べた。 実際に、国際ブド ウ・ワイン機構が発表した 2008 年 度の統計によれば、世界でのワイ ン消費量は減少傾向にあり、それ に伴ってワインの貿易量、栽培面 積ともに減少している。
国際ブドウ・ワイン機構の統計 データによると、2008 年の世界の ワイン消費量は、前年度より 240 万ヘクトリットル少ない 2 億 4490 万ヘクトリットルだった。同年、ワイ ン消費が最も多かった国はフラン スで、世界消費の 13%を占めて おり、ついで米国(11,6%)、イタ リア(10,6%)、ドイツ(8,5%)、中 国(5,6%)、英国(5,5%)、スペ イン(5,2%)、ロシア、アルゼンチ ン、ルーマニアで、ワインが多く飲 まれていた。今後は、米国、中 国、ロシアの 3 国でワイン消費が 更に伸びるだろうとみられている。
ワイン消費量が減少したこと、
2007 年度にワイン貿易が急増し たことの二つの理由から、2008 年 度のワイン輸出・輸入高は、2 年 前よりは多いものの前年度よりは 少ない結果となった。
2008 年度の世界のワイン輸 出量は 8900 万ヘクトリットルで、
2007 年より 40 万ヘクトリット ル少なく、2006 年度より 520 万ヘ クトリットル多かった。ワイン輸出国 としては上位 3 国を、イタリア(全 体の 19,3%)、スペイン(18,
5%)、フランス(15,4%)が、4 位 以下をワイン新世界のオーストラリ ア(7,8%)、チリ(6,6%)、米国、
南アフリカが占めている。国際ブド ウ・ワイン機構は、スペインがイタリ アを超えて、最大のワイン輸出国 となる日も近いだろうと分析してい る。 また、世界のワイン輸入量は 8360 万ヘクトリットルで、2006 年 よりは 320 万ヘクトリットル多いも のの、2007 年よりは 140 万ヘクト リットル少なかった。この年、ワイン を最も輸入した国はドイツ(16,
4%)で、長年首位を保っていた英 国(14,2%)を追い抜き 1 位とな った。また、英国に次いで多かっ たのは、米国(9,9%)、ロシア(6,
9%)、フランス(6,6%)だった。
2008 年は、中国をはじめとす る一部の国で盛んに植樹がおこ なわれ栽培面積が拡大する一方 で、欧州のワイン産業改革の一環 で減反も進んだ年だった。その結 果、世界のブドウ栽培面積は、対 前年比 1 万 7 千ヘクタール減の 774 万 2 千ヘクタールとなった。
世界のブドウ生産高は、2007 年より 11 億 6000 万キロ多い 677 億 9000 万キロだったが、世界の
(ブドウ汁、ブドウ液を除く)ワイン
生産量は逆に減少し、2007 年より約 40 万ヘクトリットル少ない 2 億 6900 万ヘクトリットルとなっ た。
国毎に見ると、イタリア、中国、米 国、スペイン、フランス、トルコ、イ ランでブドウ生産量が多かった が、この中には食用や干しぶどう 用のブドウも含まれている。ワイン 主要生産国は、1 位がイタリア
( 18.1 % ) 、 2 位 が フ ラ ン ス
( 15.4 % ) 、 3 位 ス ペ イ ン
(12.9%)、4 位米国(7.1%)、5 位 アルゼンチン(5.5%)、6 位、オー ス ト ラ リ ア ( 4.6 % ) 、 7 位 中 国
(4.5%)で、国際ブドウ・ワイン機 構は、中国がオーストラリアを抜く のも時間の問題だろう、と、予想し ている。
Copyright © 200
8 La Journée Vinicole. All Rights Reserved.
2009年7月8日
発行人 :Journée Vinicole (JV Presse Info) 記者・日本語メールマガジン責任者 :Y. Edmond-Toda
世界世界世界世界
2006 2006 2006
2006 年度年度年度年度のののの発泡性発泡性発泡性発泡性ワインワインワインワイン市場市場市場市場データデータデータデータ発表発表発表発表
ヴィネクスポ見本市の会場内でお こなわれたフランスアグリメール(農 産物と海産物を管轄する国家機関。
農水省の管轄下)主催のコンフェレ ンスで、世界の発泡性ワイン市場デ ータが発表された。このデータは UN Comtrade(国連提供の商品貿 易データベース)が作成したもので、
2005~2006 年の12ヶ月間の発泡 性ワインの輸出・輸入量を提供して いる。また、公式な数値は発表され なかったものの、2006〜2007 年に は、発泡性ワイン生産量は 40%、同 売上高は 30%増加したと推定され ており、2008 年半ばまで発泡性ワイ ン市場は拡大していた、とのことだ。
同データによると、2006 年の発泡 性ワイン(微発泡性ワインを除く)の 取引量は 350 万ヘクトリットルで、そ れによる売上は 41 億 5000 万ドル に達した。
国毎に見ると、フランス、イタ
リア、スペインで発泡性ワインの国外 への出荷が最も多く、この 3 国だけ で、発泡性ワイン世界輸出量の 76%、輸出による売上の 86%を占 めた。更に主要輸出国 7 国(上記 3 国+ドイツ、米国、オーストラリア、ニ ュージーランド)だけで、発泡性ワイ ンの世界輸出の量にして 89%、金 額にして 90%を占めた。
輸出金額が最も多いのはフランス で 25 億ユーロ、次いで、イタリア(7 億 400 万ユーロ)とスペイン(4 億60 0万ユーロ)が大分離れて後を追う かたちとなっている。
一方、輸出量ではイタリアが最も 多く、290 万ヘクトリットルの発泡性ワ イン(内、微発泡性ワイン 150 万ヘク トリットルを含む)を国外へ出荷して おり、発泡性ワイン世界輸出の 58%
を占めた。次いで、フランス、スペイ ン、ドイツ、オーストラリア、米国の順 に輸出が多かった。
欧州 欧州 欧州 欧州
欧州欧州
欧州欧州ワインワインワイン産業改ワイン産業改産業改産業改 革革革
革、、、醸造技術、醸造技術醸造技術に醸造技術ににに関関関関すすすす る
るる
る規定規定規定を規定をを一部変更を一部変更一部変更 一部変更
EU ワイン産業改革に関 連して、2009 年 6 月 19 日、
ワ イ ン 規 制 委 員 会 が 開 か れ、醸造技術規制改正案が 可決された。この新規制は、
2009 年 8 月 1 日より適用さ れる。 この改正案では、赤と白 をブレンドしてロゼを生産す ることの禁止(以前から欧州 では禁止されていた。)や、
アルコール度数を低下させ る場合、低下できる度数は 最大でも 2%までとすること などが定められているほか、
ワイン内の SO2 や揮発酸の 使用許容量や欧州で許めら れる醸造技術についても変 更が加えられている。詳しい 内容は、発表され次第、弊 紙にて紹介する予定だ。
イベントイベント イベントイベント
ヴィネクス ヴィネクス ヴィネクス
ヴィネクスポポポポ2009200920092009年年の年年のの入場者数の入場者数入場者数入場者数はははは46 621 46 621 人46 621 46 621 人人 人
6 月21日から25日までフラン ス・ボルドーで開催されていた世 界最大のワイン&スピリッツの国 際見本市「ヴィネクスポ 2009」の 入場者数が開催側から発表され た。 この発表によると、今年の入場 者数は、前回の 2007 年度より 3000 人以上少ない(対前年比 7%減に相当)4 万 6621 人だっ た。また、入場者の滞在国毎にみ ても、前回より 19 カ国少ない 135 カ国だった。
ヴィネクスポ開催側は、「前回よ り少ないとはいえ、入場者は予想
より多かった。これは、厳しい現状 に屈しないワイン&スピリッツ業界 関係者らの意気込みが反映され てのことだと思う。ヴィネクスポにた いする業界人の関心の高さが裏 付けられた」、と、語っている。
フランスからの来場者は、入場 者全体の 66%に相当する 15 851 人で、前回より 1 割近く少なかっ た。海外からは、例年通りイギリス からの参加者が最も多く、人数も 前回より若干(1,5%)ながら増加 した。また、中国・香港からの来場 者も多く、前回よりも入場者が
63%増加した。日本からの来場 者も前回より僅か(+3,2%)ではあ るが増加。米国、カナダからの 入場者数も前回とほぼ同程度 だった。その一方で、韓国、台 湾、ドイツ、ロシアからの参加 は、それぞれ-51,5%、-33,8%、- 7,5%、-35,34 減少した。